新車はいくらまで値切ることができる?値引き交渉から下取りの重要性までを解説!

むらべる

ディーラーで見積書を見たときに、「値引き額ってもっと上がらないのかな? でも、他の人がどのくらい値切るかわからないから言い出しづらいな。」って思ったことありませんか?

これから車を買おうと思っているあなた!実際にいくらまで値切ることができるかを調べ、目標とする金額を決めていますか?目標額を決めずに値引き交渉を進めてしまうと、いくら時間をかけても納得のいく金額は引き出すことができません。最後はあまり納得できない金額で契約してしまい、あとで損をした気分になってしまうかもしれません。

車を安く購入するには値引きと下取り額の両方が大事です。この記事では、値切ることのできそうな目標額を相場から決め、値引き交渉や下取りの査定額を上げる方法を解説していきます。

この記事を読んで得られるメリット
  • 新車を値切る際にいくらくらいを目安にすれば良いか、その目標金額の決め方がわかる
  • 値切るテクニックと交渉をスムーズに進める方法がわかる
  • 下取りの査定金額をあげて、さらに支払金額を安くする方法がわかる
オススメの一括査定

中古車買取一括査定【MOTA車買取】

  • MOTA車買取は、自動車メディアサイトの「MOTA(モータ)」が運営する車買取一括査定サービスです。
  • 最大20社のうち、高額査定の最大3社のみとの交渉で、一括査定にありがちな電話ラッシュもなし!
  • 申し込み翌日18時に、最大20社の査定結果がネットで見れる!
目次

新車がいくら値切ることができるかを調べ、目標金額を決める

目安となる金額は「車両本体価格の10%程度」

一般的な指標として、値切ることのできる目安は「車両本体価格の10%程度」言われています。

仮に、車両本体価格が300万円、オプション価格が50万円で、諸費用などを含めた乗り出し価格が400万円となるの車であれば、30万円前後を目標にして交渉を進めていくのがよいと思います。

ただし、ほとんど値切ることができないメーカーがあります。そのメーカーの一つがレクサスです。レクサスの場合は車両本体価格やメーカーオプションは値引きをしないため、値切ることができたとしてもディーラーオプションの価格を10万円ほど値引きしてもらえる程度というのが一般的と言われています。

車種ごとに知りたい場合はグーネットの「新車値引き相場」を確認する

次に、あなたが購入しようとしている車種は、具体的にいくら値切ることができるかを調べていきましょう。確認するには、グーネットが提供している「新車値引き相場」を見ると簡単に調べることができます。

こちらのサイトでは、値引き額の参考値が車種ごとに掲載されています。しかも、直近1年間分掲載されているので、決算時期など特定の月の増減や、年間を通して右肩上がりなのか、または一定の価格でしばらく推移しているかを知ることができます。

例えば、アルファードハイブリッドは2021年10月が38万円に対し2022年9月は45万円と、1年で+7万円(増加率は約18%)に対し、ハリアーハイブリッドは+3万円(増加率は約9%)と確認することができます。

引用:グーネット公式サイト

リアルな声を知りたい場合は「価格.com」のクチコミを参考にする

「新車値引き相場」よりもリアルな話が見れるのが、価格.comなどのレビューサイトでのクチコミ情報です。

購入を検討している車のクチコミ掲示板を見てみると、具体的なグレードやオプション装備などを書いて値引き額を載せてくれている方がいます。あなたの欲しい車種、グレードの情報と必ずマッチするとは限りませんが、いくつか見ていると似たような条件で交渉を進めているようなクチコミを見つけられることがあります。定期的にチェックしてみるとよいと思います。

もちろん匿名のクチコミサイトなので、書き込まれている内容が信じられる情報か否かは判断が必要です。

複数の情報を参考に目標の金額を決めていく

ここまでご紹介した情報を参考に、欲しい車でいくら値切るのか目標金額が見えてきたのではないでしょうか。

正解となる金額はないので、複数の情報を見比べながら目標とする金額を決める必要があります。今回ご紹介した方法以外にも、SNSや雑誌などさまざまな情報を入手し比較しながら、厳しすぎず交渉すれば引き出せそうな目標金額を決めていきましょう。

続いて、目標金額に向けてどのように交渉を進めればよいかを解説していきます。

値引き交渉をスムーズに進めるためには

値切るためのテクニックを知っておく

値切き交渉を進めていくには、こちら側もテクニックを知っておく必要があります。例えば、「ライバル車は車両本体価格からの値引きが10万円高かったけど同じ金額にならないですか?」とか、「このオプションを付けたらもう少し値引き増やしてもらえますか?」など具体的に交渉していくためです。購入する時期によって使えるものと使えないものがありますが、値切るために知っておきたいテクニックを8点ご紹介します。

値切るためのテクニック
いつでも使えるテクニック
  • 最初から無謀な交渉はせず、まずは営業マンを味方につける
  • 他社ライバル車との相見積もりを取り、値切る金額を競わせる
  • 車体本体価格の値引きだけではなく、オプション価格も交渉する
  • 「今日決める」など、購入の意思を明確にして最終交渉をする
条件があえば使えるテクニック
  • ディーラーの決算時期(3月や9月など)を狙って購入する
  • モデルチェンジの直前を狙って購入する
  • 現金一括払いではなく、ローンでの支払にする
  • ディーラーで取り扱っている自動車保険(任意保険)に加入する

交渉のはじめは営業マンとコミュニケーションに注力する

営業マンは初めて会ったあなたのことを全く知りません。あなたがどのような車を求めているのか知りたがっています。

そこでまずはあなたが「買う見込みのある客だ」と思ってもらうためにも、営業マンとコミュニケーションをして信頼関係を築いていきましょう。どの車を検討しているのか、いつ頃買う予定かなどを会話し、あなたが時間をかけてでも商談すべき相手と営業マンをその気にさせてください。

早めに目標金額を伝え営業マンの感触を確認する

営業マンと打ち解けたあとは、早めに目標金額を伝え、感触を確かめてしまったほうが良いです。

どこまで下げれば買ってくれるのか、本当に買う気があるのか、と探りながらでは営業マンも金額を出しにくいです。交渉の段階まで来ているのであれば、早いうちに腹を割って話していきましょう。提示した条件が無理な金額なら、営業マンもはっきりそこまでは無理と言ってくれます。

また、先ほど新車値引き相場でも見てもらった通り、値引き額の相場は1年間を通してそれほど大きく変動するものではありません。そのディーラーの売り上げ目標や、在庫車などの関係でたまたま通常よりも多くの値切ることができる可能性もありますが、それは巡り合わせなのでなかなか狙えるものではないです。

無理な値引きを仕掛けて、時間をかけるのは非効率です。

目標金額に近い金額がでたところで値引き交渉は切り上げて、むしろ、下取りの査定金額を上げることに時間をかけたほうが、結果的に目標金額を達成するのに近道です。実際に下取りの査定金額を10万円くらいアップさせるのは案外簡単です。次章で具体的に解説していきます。

もっと安く買うには下取りの査定を重要視する

下取りの査定は非常に大事です

当たり前ですが新車を買うときに、あなたが支払う金額は「車両本体価格+オプション価格+諸費用」から「値引き額+下取り額」を引いたものになります。つまり、車を安く買うには、値引き額と同じくらい下取りの査定額が重要になります。狙い通りに値引き交渉ができなかったとしても、下取りで高い査定額を出すことができれば、結果的にトータルの目標金額を達成することができるのです。

しかし、実際は下取りの査定額はディーラーで出してもらった金額のままであったり、車両本体価格の値引きが限界となった時に、「もう値引きは限界です。下取りの査定額を10万円上乗せするので。」みたいな話で終わっていませんか?

そうなってしまうと、せっかく下取りの査定金額をアップさせる機会を逃しているかもしれません。

ディーラーの下取り額を確認し、一括査定を実施する

まずはディーラーで出してもらった下取りの査定金額をその金額を確認しましょう。値引きが上乗せされる前の純粋な査定金額を確認します。この金額よりも高い査定を目指し、他業者の査定を取っていきます。

ちなみに、下取りは必ずディーラーでしてもらう必要はありません。交渉の段階では、下取りありとなしの両方で見積もりをしてもらいます。営業マンには、別の業者でも査定してもらって高額の査定が出ればそっちで下取りしてもらう旨を伝えておけば大丈夫です。

別業者で査定をしてもらう方法は、やはり一括査定がベストです。一括査定は電話がたくさん来たり、何度も現車確認をしてもらわなければいけないので嫌だなと思うかもしれません。しかし高い確率でディーラーよりも高額な査定を引き出せると思います。私自身の経験をお話すると、一括査定で7社ほどに査定してもらった結果、ディーラーの査定額と比べて30万円以上高い査定額がでました。

特に、現在新車の供給が落ちていることから、中古車の価格も高騰しています。下取りをディーラー任せにせず、手間をかけて実施することで、より安く新車を購入することができると思います!

合わせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次